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2010年3月

忘れられた1票

国民審査という制度をご存知だろうか?

これは、衆議院議員総選挙の投票日に最高裁判所裁判官を罷免するかどうかを国民が審査する制度である。

Sa01

最高裁判所の裁判官は内閣に任命されるので、不公平な判断をしないように国民が審査できるのである。しかし、この制度で罷免された裁判官は一人もいない。罷免すべきと投票する人間も10%ほどしかいないそうである。なぜか?

ひとつは投票のやり方を知らない人間が多いことである。投票者は罷免すべきと考える裁判官に×印をつけるのだが、ほかの記号(○や△)を付けると無効票になる。また、何も記入しないと信任したことになるのである。多くの人間が制度自体をよく理解していないのである。

もうひとつの理由は、国民審査の重要性を全く認識していないからである。日本の刑事裁判は有罪率が99%という恐ろしい数字だが、これによって理不尽な冤罪事件が後を絶たない。法の理念である「疑わしきは罰せず」という言葉は日本では完全に虚構なのである。

しかし、もし国民審査で罷免される裁判官が出たらどうなるだろう?

裁判官は国民の目を強く意識して、警察や検察の主張を鵜呑みにせず、科学的な証拠の検討や被告人の主張に耳を傾けることに注力するだろう。また、国を相手にした裁判はたとえ1審で国が敗訴しても、余程の事が無ければ最高裁では国の主張が通ってしまう。この不可思議な現象も劇的に変化するであろうことは明らかである。

国民が裁判に参加する裁判員制度がスタートしたが、国民審査はそれ以上の効果を持つ、正に国民の切り札とも言える制度なのである。

Sa02

しかし、多くの国民は無関心である。自分には関係ないと考えている。

それは大きな間違いである。司法が正常に機能すれば、捜査機関も無法はできない。

問題になっている冤罪はほとんどが自白を強要され、証拠の辻褄を強引に合わせた結果生じているのである。警察官の強引さは体験したものでなければ分からない、検察もしかりである。多くの国民はその実態を理解していない。自分が経験してから後悔するのである。そして、裁判所はほとんど検察の言いなりなのである。だから、99%なのだ。

日本国民は自身の生活を守るために大きな力を与えられている。それを自ら放棄するのは、自分が冤罪になってもいいと考えるに等しい行為なのだ。

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フィギュアスケート技の解説

<ジャンプ>

1.アクセル(AXEL)

B01axel

前向き姿勢で踏み切る最高難度ジャンプ

まずは、難易度が最も高いアクセルジャンプ。アクセルジャンプの特徴は、前向きで踏み切ること。6種類のジャンプの中で、前向きのまま踏み切るのはアクセルだけなので、技術的には高難度でも、見分けることは比較的簡単です。

着氷は常に後ろ向きですから回転数は1/2回転加わり、1回転半がシングルアクセルとなります。

男子選手にとって、トリプルアクセル(3回転半)で得点を稼ぐことが上位に食い込むための重要な鍵になります。しかし前向きで踏み切るのは難しいため、選手によってはさらに高難度とされている4回転トウループのほうが得意という人もいます。

当然、女子にとってはことさら難しいジャンプとなり、トリプルアクセルを成功させた女子は過去に数えるほどしかいません。現在でも、浅田真央選手のように確実に跳べる選手は少ないのが実情です。

2.ルッツ(LUTZ)

左足“外側”に体重が乗ったらルッツ

B01lutz

アクセルの次に難しいとされるのが、ルッツジャンプです。

ルッツは、少し長めに左足の外側エッジに乗って後ろ向きに滑走し、左肩をぐっと入れて右のトウをついて跳びます。滑走で描いてきた軌跡と反対の回転をかけながら踏み切るので難しいとされるジャンプです。「左足外側エッジ」というのが重要なポイントで、これが「左足内側エッジ」に体重を乗せてしまうと、正しくないエッジと判定されて減点対象となります。

長く左足で後ろ向きに滑走して跳ぶ選手と、右足で滑走して踏み切る直前に左足を右足にかぶせるようにクロスさせて踏み切る選手がいます。後者の場合、フリップとよく似てきます。

3.フィリップ(FLIP)

B01flip

フリップを見極めたらジャンプ通

前述のとおり、ルッツと非常によく似ているので見分けるのが難しいのがフリップジャンプです。

ジャンプする直前に左足内側のエッジに乗り、右のトウをついて跳びます。慣れるまで、なかなかルッツとの見分けがつかないかもしれませんが、前向きに滑走して踏み切る直前にぱっと後ろ向きになって跳ぶことが多いので、これを1つの判別ポイントにしてみてください。会場で見分けられなかった方は、テレビでの観戦の機会に解説を参考にしながらじっくり見てみるといいでしょう。

フリップとルッツの判別がすぐにできるようになったら、あなたも“ジャンプ通”になった証拠です。

4.ループ(LOOP)

B01loop

ジャンプ直前の腰掛け姿勢がチェックポイント

右足踏み切りで、トウを使わないジャンプがループジャンプです。

右足外側のエッジで滑りながら、左足を少し前に出して、滑ってきた勢いを使って踏み切ります。跳ぶ瞬間に、イスに腰掛けたような格好になるのが特徴です。

最後に紹介するトウループも同じように右足外側エッジに乗って跳びますが、トウループはフリーレッグのトウを氷につくので判別は容易でしょう。

比較的難易度の低いループは、トウループと同じくコンビネーションジャンプの2番目に跳ばれることが多いジャンプでもあります。ただし、着氷した右足でトウピックの助けなしに再び跳び上がらなければならないため、トウループよりも難しいとされています。

5.サルコウ(SALCHOW)

B01salchow

安藤美姫が4回転を決めたジャンプ

サルコウジャンプは、ループ、トウループと同じく、ジャンプする直前の体の進行方向が、ジャンプの回転方向と同じです。そのため滑る勢いをそのままジャンプに生かしやすく、比較的難易度が低いとされるジャンプです。

左足内側のエッジで滑りながら、右足を前上方に振り上げて跳ぶので、瞬間、内股が「ハ」の字になります。踏み切るときにスキーのボーゲンのような体勢になったら、サルコウと判断できると思います。

比較的易しいジャンプなので、男子ではトウループに次いで4回転ジャンプに使われるジャンプです。日本の安藤美姫選手が、女性では初めての4回転ジャンプを決めたのもこのジャンプです。

6.トウループ(TOE LOOP)

B01toeloop

用途多様なナチュラルジャンプ

最後に、いちばん易しいとされるのがトウループジャンプです。

右足外側のエッジに乗り、左足のトウをついて踏み切ります。ループと同じく、滑ってきた軌道を利用しながらトウをついて跳ぶので、最も跳びやすいジャンプとされ、観戦者の目には、自然の流れに乗って跳んでいるように見えます。

男子シングルで跳ばれる4回転は、その大半がこのトウループです。また、コンビネーションジャンプの2つ目に跳ぶジャンプとしてもよく使われますから、競技中、いろんな場面で見ることができるジャンプでもあります。

<スピン>

基本的なスピンは3種類です。

a.まっすぐに直立したアップライト系スピン
b.しゃがんだ状態のシット系スピン
c.上体と片足を氷と平行の位置に保ち、T字型になって回るキャメル系スピン

これらにバリエーションを加えることによって名前が変わります。回転方向はジャンプと同様、反時計回りの選手が大多数です。レベルは1から4に分かれますが、難易度は様々な要素の複雑な組み合わせで決まりますので、まずは

・軸がぶれていないか
・同じ場所で回っているか
・きれいな姿勢がとれているか

の基本ポイントに注目してください。

1.シットスピン

Photo_2その名前のとおり、片足で“しゃがんだ姿勢”で回るスピン。フリーレッグ(軸足に使っていない足)をまっすぐ前に伸ばした、前傾姿勢が基本。中腰ではなく、きちんと腰が落ちていなくては美しいシットスピンになりません。しゃがんだお尻の下の位置が、膝よりも低くならなくてはいけないとされています。

2.キャメルスピン

Photo_3伸ばした片足を軸にして、上体を氷と平行になるように倒してTの字型になって回るスピン。上体をひねって上を向いたり、腕を使ったりして、さまざまなバリエーションが展開できます。

3.レイバックスピン

Photo_4 片足を軸に、上体を反らした状態で回るスピン。主に女子が行います。フリーレッグをまっすぐ後ろに伸ばした姿勢が美しいとされています。美しいポジションのレイバックスピンはまるで氷の上に花が開いたように見えます。

4.ドーナツスピン

Photo_5キャメルスピンの変形。フリーレッグを後ろから頭をつけ、ドーナツのように丸く見えることから、こう呼ばれています。ビールマンスピンと同様、優れた柔軟性が要求される技。日本の中野友加里選手のドーナツスピンは世界一とも評価されています。

5.ビールマンスピン

Photo_61981年世界選手権で優勝した、デニス・ビールマン選手が世界で初めて行ったことから名前がつきました。両手あるいは片手でフリーレッグのブレードを持ち、背後から頭上に持ち上げた形のスピン。女子がほとんどですが、男子でも日本の柴田嶺選手のように、しなやかな体でこのスピンを見せてくれる選手もいます。

<ステップその他>

ステップとスパイラルシークエンス

エッジのさまざまな場所に体重を乗せ換え、床上でのダンスのように、細かいターンなどを入れながら滑っていくのがステップです。
また、ある図形を描きながらステップを踏み続けていくパターンが採点要素の一つ、ステップシークエンスで、

・時計/反時計回りの両方の回転をどのくらい取り入れているか
・上半身の動きのバラエティー
・ステップとターンの多様さ
・切り替えのすばやさ

などによって、レベル1から4に評価されます。ステップシークエンスがシングル、ペア、アイスダンスすべてに共通した要素である一方、スパイラルシークエンスは女子とペアのみに必須の要素です。
スパイラルとは片足を腰より高い位置に上げた姿勢で滑ること。上げた足の高さがあることだけでなく、エッジにきちんと乗っていて、頭があまり下がらず、胸を張った姿勢を保っているのが美しいスパイラルです。

女子選手は通常のステップシークエンスの代わりにスパイラルステップシークエンスをショート、フリーともにプログラムに入れています。

ショートの場合はポジションを3つ以上変えながら滑るなど、細かい規定もあります。ストレートライン、サーキュラー、サーペンタインの3種は、氷上に描く軌跡によって呼び分けられています。

男子選手はこの3種のうち異なる2種類を、女子選手はいずれか1種類をプログラムに入れています。

1.ストレートラインステップ シークエンス

B01step1_2リンクを端から端まで真っ直ぐに縦断していくステップ。プログラムの後半、音楽の盛り上がりどころに持ってくる選手が多い。1998年の長野冬季五輪ではフィリップ・キャンデロロ(フランス)の「三銃士」、02年ソルトレークシティー冬季五輪ではアレクセイ・ヤグディン(ロシア)の「仮面の男」と、ストレートラインステップの印象的な名プログラムが生まれた。男性スケーターが力強さをアピールするには最適のステップとなっている。

2.サーキュラーステップ シークエンス

B01step2リンクに大きな円を描くように踏んでいくステップ。やわらかな音楽に合わせ、滑りの上質さ、動きの軽やかさなどをアピールする選手が多い。多彩なエッジの切り替えなど、高度なステップもストレートラインよりも見せやすく、最高難度のレベル4も取りやすいといわれている。

3.サーペンタインステップ シークエンス

B01step3リンクに大きく波の形を描くように踏んでいくステップ。ストレートラインやサーキュラーより描く軌跡が長いため、ステップをじっくり踏みたい選手にとっては見せ場となる。しかし時間も長く必要なため、決められた要素を時間内に詰め込まなければならない現在の採点システムの元では、プログラムに入れにくくなってしまった。

4.スパイラルステップ シークエンス

B01step4片足を腰より高い位置に掲げ、一定時間以上形をキープしたまま滑る技がスパイラル。足を後方に上げるバレエのアラベスクに似たポジションがオーソドックスだが、腰より上ならば足は体の横に上げても前に上げてもスパイラル。手を足に添えたり放したり、ビールマンのポジションを取ったりと、バリエーションは多彩。

ステップ及びターンの種類

1.ステップの種類
「トウステップ」「シャッセ」「モホーク」「チョクトー」「クロスロール」「チェンジエッジによるカーブ」
2.ターンの種類
「スリーターン」「ツイズル」「ブラケット」「ループ」「カウンター」「ロッカー」
スパイラルの種類
1.アラベスクスパイラル 

Photo_8最も基本的なスパイラルのひとつで、フリーレッグを後方に上げ上体を前に倒してバレエのアラベスクのような姿勢で行うスパイラル。

2.ビールマンスパイラル 

Photo_9フリーレッグを背中から頭上に伸ばし、手で伸ばしたフリーレッグを掴んだビールマンポジションで行うスパイラル。

3.クロスグラブスパイラル 

Photo_10左足がフリーレッグの場合は右手でフリーレッグを掴み、右足がフリーレッグの場合は左手でフリーレッグを掴むスパイラル。フリーレッグを頭上に伸ばしビールマンポジションの際にはクロスグラブビールマンスパイラルと呼ぶ。

4.ファンスパイラル 

Photo_11最も基本的なスパイラルのひとつで、軸足はバックサイドエッジのままフリーレッグを腰の高さより上げて行うスパイラル。

5.Y字スパイラル 

Photo_12フリーレッグを高く持ち上げ、体がアルファベットの「Y」の字に見える状態で行うスパイラル。

ムーブメントやアクセント

単体では基礎点を持ちませんが、ジャンプやスピンの前に入れたり、つなぎに使ったりすることで評価につながる技もあります。
トリノオリンピック金メダリスト、荒川静香さんの演技で有名になった「イナ・バウアー」が代表的なものです。

Photo_13イナ・バウアー

片足を曲げて前に、片足を伸ばした状態で後ろに引いて、横方向に滑る技術。荒川選手のように背中を大きく反らせるバリエーションを加えると、さらに美しく見えます。

Photo_14イーグル

クラシックバレエで言う2番、つまり両足を伸ばした状態で180度に広げ、つま先を外に向けて開いた状態で滑っていく技です。腰が折れたり、お尻が突き出たりしない姿勢が美しいとされています。

Photo_15バタフライ

氷をけって体を一瞬氷と平行にする技です。スピンの前や途中に入れたり、連続して行ったりすることで、演技に迫力を与えることができます。

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フィギュアスケート採点法

ISUジャッジングシステム=コード・オブ・ポイント(CoP)

*シングルスケーティングにおいての内容

<技術点>

基礎点とGOEによって算出される。

1.基礎点:実行した技の基礎となる得点。算出基準はジャンプ要素では回転数、それ以外の要素ではレベル。

・ジャンプの回転数・・・回転数はジャンプの空中での軌道を基準とし、踏み切り動作から着氷に至るまでに何回転したかを技術審判が判定する。

回転が不十分である(回転の不足分が1/4回転を超えている)と判断されると、選手が挑戦した回転数より、回転数が一回転少ない同じ種類のジャンプの基礎点が与えられる。

例えば4回転トウループに挑戦した場合、回転が十分(回転の不足が無い、または回転の不足分が1/4回転以下)であると判断されると4回転トウループの基礎点9.8が与えられ、回転が不十分(回転の不足分が1/4回転を超えている)と判断された場合は3回転トウループの基礎点4.0が与えられる。

・レベル・・・各要素のレベルは、要素の実行に際して、ISUが規定する工夫がいくつ含まれているかによって決まる。行われた工夫が基準を満たしているかどうかを技術審判が判定し、認められた場合のみレベル獲得要件として数えられる。

4つ以上の工夫が認められればレベル4、3つの工夫が認められればレベル3、2つの工夫が認められればレベル2、認められた工夫が1つ以下の場合はレベル1となる。

2.GOE:GOE(Grade of Execution)は、演技審判によって0をベースとし-3から+3の7段階で評価された各要素のできばえ。要素の中にマイナス評価の対象となるものが見られても、同時にプラス評価の対象となるものがあれば、結果的にプラス評価となることがある。

ただし、ある特定のミスがあった場合は、必ずGOEを一定以上のマイナスにしなければならないという規定がある。例えば、着氷でステップアウトしたジャンプに対しては、そのジャンプにどんな優れた点があっても、-1以下の数値でGOEをつけなければならない。

ジャンプの得点

種類基礎点評価とGOEの対応(GOEの加減点の幅)
名称記号-3-2-1+1+2+3
1回転トウループ1T0.4 -0.3 -0.2 -0.1 +0.3 +0.6 +1.0
1回転サルコウ1S0.4
1回転ループ1Lo0.5
1回転フリップ1F0.5
1回転ルッツ1Lz0.6
1回転アクセル1A0.8-0.5-0.4-0.2+0.5+1.0+1.5
2回転トウループ2T1.3 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
2回転サルコウ2S1.3
2回転ループ2Lo1.5
2回転フリップ2F1.7
2回転ルッツ2Lz1.9
2回転アクセル2A3.5-2.5-1.6-0.8+1.0+2.0+3.0
3回転トウループ3T4.0 -3.0 -2.0 -1.0 +1.0 +2.0 +3.0
3回転サルコウ3S4.5
3回転ループ3Lo5.0
3回転フリップ3F5.5
3回転ルッツ3Lz6.0
3回転アクセル3A8.2-4.2-2.8-1.4+1.0+2.0+3.0
4回転トウループ4T9.8 -4.8 -3.2 -1.6 +1.0 +2.0 +3.0
4回転サルコウ4S10.3
4回転ループ4Lo10.8
4回転フリップ4F11.3
4回転ルッツ4Lz11.8
4回転アクセル4A

13.3

スピン

種類レベル基礎点GOEによる加減点
名称記号-3-2-1+1+2+3
アップライトUSpレベル11.2 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
レベル21.5
レベル31.9
レベル42.4
シットSSpレベル11.3
レベル21.6
レベル32.1
レベル42.5
キャメルCSpレベル11.4
レベル21.8
レベル32.3
レベル42.6
レイバックLSpレベル11.5
レベル21.9
レベル32.4
レベル42.7
フライングアップライトFUSpレベル11.7
レベル22.0
レベル32.4
レベル42.9
フライングシットFSSpレベル12.0
レベル22.3
レベル32.6
レベル43.0
フライングキャメルFCSpレベル11.9
レベル22.3
レベル32.8
レベル43.2
フライングレイバックFLSpレベル12.0
レベル22.4
レベル32.9
レベル43.2
(フライング)コンビネーション(F) CoSpレベル11.7
レベル22.0
レベル32.5
レベル43.0
(フライング)足替えアップライト(F) CUSpレベル11.7
レベル22.0
レベル32.4
レベル42.9
(フライング)足替えシット(F) CSSpレベル11.9
レベル22.3
レベル32.6
レベル43.0
(フライング)足替えキャメル(F) CCSpレベル12.0
レベル22.3
レベル32.8
レベル43.2
(フライング)足替えレイバック(F) CLSpレベル12.0
レベル22.4
レベル32.9
レベル43.2
(フライング)足換えコンビネーション(F) CCoSpレベル12.0
レベル22.5
レベル33.0
レベル43.5

ステップシークエンス

種類レベル基礎点GOEによる加減点
名称記号-3-2-1+1+2+3
ストレートライン
サーキュラー
サーペンタイン
SlSt
CiSt
SeSt
レベル11.8 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
レベル22.3
レベル33.3-2.1-1.4-0.7+0.5+1.0+1.5
レベル43.9-2.1-1.4-0.7+1.0+2.0+3.0
スパイラルSpSqレベル11.8 -1.0 -0.6 -0.3 +0.5 +1.0 +1.5
レベル22.3
レベル33.1-2.1-1.4-0.7+0.5+1.0+1.5
レベル43.4-2.1-1.4-0.7+1.0+2.0

+3.0

<構成点>

構成点は演技審判が以下の項目をそれぞれ10点満点、0.25点刻みで評価し、その評価数値に項目ごとの加重を掛けて算出された得点の合計点である。

  • スケート技術(Skating Skills, 略記号: SS)
  • 要素のつなぎ(Transitions, 略記号: TR)
  • 実行力/遂行力(Performance/Execution, 略記号: PE)
  • 振り付け(Choreography, 略記号: CH)
  • 曲の解釈(Interpretation, 略記号: IN)
  • <ディダクション>

    ディダクションは技術審判らによって判断される規定による減点である。

    • 転倒: 1回につき -1.0点
    • 時間超過または不足: 5秒につき -1.0点
    • ボーカル入り音楽の使用または音楽の不使用: -1.0点
    • バックフリップなどの禁止されている要素: 1つにつき -2.0点
    • 小道具使用などの衣装の違反: -1.0点
    • ペア要素での落下: 1回につき -1.0点
    • 10秒以上の中断: 10秒につき -1.0点(やむをえない場合は除く)
    ・転倒

    要素の実施時、平常滑走時(要素と要素の間)に関わらず、転倒した場合は減点を受ける。転倒とは「スケーターがスケートのコントロールを失い、エッジ以外の部分で体重の大部分を支えるもの」を指す。振り付けの一部として意図的にエッジ以外の部分で氷に触れるものは転倒の扱いにはならない。なお、要素の実施時における転倒の場合は、ディダクションとは別に、技術点のGOEにおいても減点されることになっている。

    <違反行為・無効要素>

    フィギュアスケート競技では実施が認められていない違反行為が存在する。 違反行為を含んだ要素が実行された場合、その要素自体が無効要素とされることや、場合によってはそれに加えディダクションまで付いてしまうこともある。

    無効要素とされる違反行為の中には即座に判断することが難しいものも存在し、見た目の印象を総合得点に差異を生む原因の一つになっている。

    以下では特に得点に大きく影響するものや、違反行為と分かりづらいものの例を示す。

    • シングルのフリースケーティングにおいて3回転以上のジャンプに関して、同じ踏切で同じ回転数のものは、2つを2回までしか挑戦できない。例えば3回転トウループに3回挑戦」した場合、3回目の3回転トウループは無効要素として得点は0点となり、また「3回転ループ、3回転サルコウ、3回転トウループにそれぞれ2回ずつ挑戦」した場合も、6本のうち最後に跳んだジャンプは無効要素として得点は0点となる。
    ジャンプのカウントは「挑戦したジャンプ」であるためダウングレードされたジャンプについては、される前の回転数が適用される。例えばダウングレードされた4回転トウループの場合、基礎点は3回転トウループのものとなるが、挑戦したのは4回転トウループである。
    • 同じ踏み切りで同じ回転数のものに2回挑戦する場合、少なくとも1つはコンビネーションまたはシークエンスにしなければならない。2回とも単独ジャンプとして跳んだ場合、2回目のジャンプは強制的にシークエンスジャンプとして数えられる。
    • シングルのフリースケーティングにおいて、2回転アクセルは3回までしか挑戦してはならない。4回目以降の2回転アクセルは無効要素ととして得点は0点となる。
    • シングルのフリースケーティングにおいて、ジャンプ要素のうち、コンビネーションジャンプもしくはシークエンスジャンプは3回まで、その内3連続コンビネーションジャンプは1回までしか挑戦してはならない。多く跳んでしまった場合、最後の方から無効要素として得点は0点となる。
    • シングルのフリースケーティングにおいて、採点表で同じ略記で書かれるスピンを2つ以上行った場合、2つ目以降のものは無効要素として得点は0点となる。
    • シングル、ペアにおいて、一つのスピンの中で同じ難しいポジションを両足で行った場合、片方はレベル獲得要件と認められない。
    • ペアにおいて、リフト要素で男性が3.5回転以上回転を行ったものは無効要素として得点は0点となり、さらにディダクションで2点減点される。
    • ペアのフリースケーティングにおいて、グループ5のリフト要素を2つ行う場合、2つの踏み切りは異なる種類でなければならない。同じ踏切のグループ5リフトを2回行った場合は後に行ったものは無効要素として得点は0点となる。
    • 女子シングルにおいて、スパイラルシークエンス要素で最初のポジションの持続時間が3秒未満だった場合、その後の工夫は全て無効となり、レベルは強制的に1となる。

    <審判>

    フィギュアスケート競技会における審判員は下記の通り

    1.イベントレフェリー・・・1名、競技会と審判団の監督を行う。

    2.技術審判

    ・テクニカルコントローラー・・・1名、テクニカルスペシャリストの宣言を監督し、承認もしくは確認し、必要があれば訂正する(ただし、テクニカルスペシャリストがその訂正に同意しない場合は、テクニカルコントローラー、テクニカルスペシャリスト、アシスタントテクニカルスペシャリストの三名による多数決で決定する)。システムコンピューターに入力された要素の名前とレベルを確認する。

    ・テクニカルスペシャリスト(及びアシスタントテクニカルスペシャリスト) 1~2名

    a.実行された要素の種類を判定し、宣言する 。

    b.実行された要素のレベルを判定し、宣言する。

    c.転倒などのディダクションとなる行為を判定する。

    d.革新的要素が行われた場合、それを判定し、ボーナス(2点)を宣言する。

    e.無効になる要素を判定・削除する。

    3.演技審判 最大9名

    • 実行された要素の質を-3、-2、-1、0、1、2、3の7段階で評価する(GOE)。
    • 構成点をつける。
    全ての演技審判が採点を行っているが、その内2名はその評価が最終的評価に全く影響しないダミージャッジである。誰がダミーであるかは大会終了後も公開されず、本人にも知らされない。

    <男子シングルショートプログラム>  Factor×1

    規定された8つの必須要素(ジャンプ、スピン、ステップシークエンス)でプログラムを構成。演技時間は2分50秒以内。

    ・必要要素

    1 アクセルジャンプ:2回転、または3回転
    2 ステップからのジャンプ:3回転、または4回転
    3 コンビネーションジャンプ:3回転+2回転以上の難度
    4 フライングスピン:8回転以上
    5 足換えを1回行うスピン:キャメル、またはシットスピン、足換え1回のみ、各足6回転以上
    6 コンビネーションスピン:足換え1回のみ、姿勢変化2回以上、各足6回転以上
    7・8 「2種類」のステップシークエンス(ストレートライン、サーキュラー、サーペンタインから)

    <男子シングルフリースケーティング>  Factor×2

    最大13の要素(ジャンプ、スピン、ステップシークエンス)を使用し、プログラムを構成。演技時間は4分30秒(±10秒可)。

    ・ジャンプ

    8回まで。
    アクセルジャンプ1回以上。
    コンビネーションジャンプを1~3回。
    3回転ジャンプは、同種類の繰り返し2回まで。そのうち1回は、必ずコンビネーション、またはシークエンスに組み込まれたジャンプであること。

    ・スピン

    4回まで
    コンビネーションスピン1回以上。足換え1回以上。合計10回転以上。
    フライングスピン1回以上、6回転以上。
    単一姿勢でのスピン1回以上、6回転以上。

    ・ステップシークエンス

    2種類まで

    <女子シングルショートプログラム>  Factor×0.8

    規定された8つの必須要素(ジャンプ、スピン、ステップシークエンス)でプログラムを構成。演技時間は2分50秒以内。

    ・必要要素

    1 アクセルジャンプ:2回転
    2 ステップからのジャンプ:3回転
    3 コンビネーションジャンプ:2回転+3回転以上
    4 フライングスピン:8回転以上
    5 スピン:レイバック、またはサイドウェイズリーニング、8回転以上
    6 コンビネーションスピン:足換え1回のみ、姿勢変化2回以上、各足6回転以上
    7 ステップシークエンス(ストレートライン、サーキュラー、サーペンタインから)
    8 スパイラルシークエンス

    <女子シングルフリースケーティング>  Factor×1.6

    最大12の要素(ジャンプ、スピン、ステップシークエンス)を使用し、プログラムを構成。演技時間は4分(±10秒可)。

    ・ジャンプ

    7回まで
    アクセルジャンプ1回以上。
    ジャンプコンビネーション1~3回。
    3回転ジャンプは、同種類の繰り返しは2回まで。そのうち1回は、必ずコンビネーション、またはシークエンスに組み込まれたジャンプであること。

    ・スピン

    4回まで
    スピン・コンビネーション1回以上。足換え1回以上。合計10回転以上。
    フライングスピン1回以上、6回転以上。
    単一姿勢でのスピン1回以上、6回転以上。

    ・ステップ

    ステップシークエンスは1回まで
    スパイラルステップ1回まで

    以上

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